- アパレル店員の給料で将来生活できるのか不安
- アパレル店員を続けるべきか迷っている
- アパレルに興味があるが、年を取った場合はどうなるのかを知りたい
アパレル店員をしているけど、給料はようやく手取り20万「同級生は新築マンションを購入しているのに自分はいまだに賃貸暮らしで取り残されている」と焦っている人もいるのではないでしょうか?
中には、「このままでは貯金も結婚もできず、好きな洋服を買えなくなるかもしれない」と不安に押しつぶされそうになっている人もいるかもしれません。
結論、年をとってもアパレル店員はできますが、経済面、体力面でのリスクがあります。
そのため、一日でも早く対策をすることで、リスクを回避できて、旅行やショッピングをいつでも楽しめる生活ができるようになりますよ。
ただし、不安だからと勢いで辞めてしまうと今より給料が下がり、最悪の場合、毎月カードの支払いに追われるカツカツ生活になる可能性もあるので注意が必要です。
40代アパレル販売員を夫に持つ50代現役販売員がアパレル販売員として年齢を重ねるリアルをお伝えします
将来に不安を感じている方は、かならず記事を読んで対策をしましょう。
【結論】アパレル店員は年取っても年齢制限はない
厚生労働省「job tag(職業情報提供サイト)」によると衣料品販売員の平均年齢は42.9歳です。
アパレルはなんとなく若い人のイメージですが、実際は50代、60代の方も多く活躍されているのです。
- 若い人だけでなく、年齢層に合わせて多数のアパレルブランドがある
- 客層に合わせてベテランの知識、経験が活かせる
たとえば、ショップ系統により、以下のような傾向があります。
| ショップ系統 | 主な客層 | 接客スタイルの傾向 |
|---|---|---|
| ファストファッション | トレンド・価格重視 10代~50代 | セルフメイン スピード、活気 |
| セレクトショップ 中価格帯ブランド等 | トレンド・ブランド重視 20代~50代 | トレンド提案 個性に合わせた着こなし提案 |
| 百貨店ミセスブランド 高価格帯ブランド等 | 品質重視 40代以上 | 丁寧な言葉遣い 冠婚葬祭マナーの相談 素材知識やお手入れ方法 体形カバーの提案 経験豊富なベテランが |
特に百貨店などの高単価な場所では、落ち着いた年齢の店員の方が、品質や手入れに関する知識を期待できて安心感がありますよね。
衣服の需要が年齢関係なくあるように、販売員も年を重ねたからといって、需要がなくなることはないのです。
年をとってアパレル店員をつづけるデメリット
- 身体的な負担が大きい
- 家族、友人と休みが合わないことが多い
- 年収が低い
- ブランドイメージと年齢が合わなくなる
- キャリアアップが難しい
- 店がなくなるリスクがある
身体的な負担が大きい
アパレル店員は想像以上に体力を使います。
年を重ねると若いときと比べて、体力が落ちる人が多いですよね。
そのため、人によっては続けることが困難になる場合もあります。
たとえば、以下のような業務、勤務体制が負担となりやすいです。
| アパレル店員の仕事の特徴 | 年齢を重ねると負担となりやすい理由 |
|---|---|
| 立ち仕事 | 足腰が弱ってくると長時間立つことが負担になる |
| 不規則な勤務体制 | 生活スタイルが乱れやすく年齢があがるほどに健康リスクがあがる |
| 重い荷物を持つ事が多い (商品入荷作業・配送・ストック整理など) | 腰、肩への負担が大きい |
| シーズンを先取りした服装をしなければいけない | 真夏に秋物、真冬に春物の服装で体力がないと辛い |
年を重ねるほどに身体への負担はリスクとなりやすいでしょう。
家族、友人と休みが合わないことが多い
アパレル店員は、土日が忙しいため、平日休みが中心となります。
若いときは
「平日休みで空いててラッキー」
と思っていたのが年齢を重ねると「周囲と休みが合わない」ことによる支障がでる場合があります。
たとえば、年齢を重ねるとこのような事が想定できます。
| 土日行事の増加 | 子供の学校行事 町内会、PTAの役員の集まり |
|---|---|
| 体力の衰え | 週末の夜の集まりに参加すると翌日の仕事が体に堪える |
すると、こんなふうに感じてしまうかもしれません。
- 「友達は毎週家族で出かけていて羨ましい」と子供に言われて胸が痛む
- 町内会、学校のイベントに参加ができず、申し訳ない気持ちになる
- 友達同士での旅行や食事会の楽しそうな近況をSNSで知り寂しさを感じる
家族や友人と休みが合わないことでアパレル店員を続けることが難しいと感じる人が多いのです。
年収が低い
アパレル店員の平均年収は求人ボックスによると384万です。
一方で、dodaの調査によると世の中の平均年収429万なので、一般よりも45万円も低くなります。

社販があるとはいえ、洋服代がかかるので手取りはさらに下がる人もいます。
さらに総務省統計局「家計調査年報」/2024年の調査では2人以上の勤労者世帯の消費支出は年齢とともに上がり50代が最も高くなります。
具体的には以下のような変化があります。
| 年齢 | 消費支出平均(一か月) |
|---|---|
| 40歳未満 | 約28万 |
| 40歳~49歳 | 約33万 |
| 50歳~59歳 | 約36万 |
- 年齢に合わせたミセス向け高額ブランドの担当となると社販でも高額な場合がある
- 結婚資金、住宅購入
- 子供の成長にともない教育費の増加
- 老後資金の準備
給料が少ないままに支出が増えるのはキツイですよね。
支出のピークが50代というのは実感してます
アパレル店員を続けるうえで年収の低さは大きなデメリットといえます。
ブランドイメージと年齢が合わなくなる
年齢を重ねて、若いころと同じブランドで勤務していると、ブランドイメージと合わなくなってきます。
すると、客層とのギャップで違和感を感じることが多くなります。
たとえば、あなたがお客様で、こんな経験はないですか?
| 20代販売員 | 「手にとってらっしゃるブラウス私も着ています。こんな感じです。おすすめですよ。」 |
| 20代お客様 | (素敵。店員さんが着ているなら人気がありそう。欲しくなってきた。) |
店員の着ている服が欲しくなることありますよね。
一方で、店員とブランドのイメージが合わないとこんな感じです。
| 40代販売員 | 「私もいま着てます。こんな感じです。」 |
| 20代お客様 | (えっ、もしかして年配向けの服?ちょっとイメージと違うかも) |
| 40代販売員 | (おばちゃんとお揃いは嫌だったかも!若い人ばかりでそろそろ限界かな、、、) |
客層が若いショップでは、年を重ねると扱っている服が似合わなくなってくるのはリスクといえます。
年齢層に合うブランドを選ぶことが長く働けるポイントです。
キャリアアップが難しい
アパレル店員は、店長を経てエリアマネージャーというのが基本のキャリアです。
しかし、そこから本社勤務を目指しても難易度が高いのが現状です。
なぜなら
販売員の人数に対して、バイヤー、企画、プレスなど本社でのポジションが圧倒的に少ないからです。
そのため、どうしてもキャリアが頭打ちになりやすいのです。
- 接客、販売以外のスキルが身につきにくい
- やりがいを感じにくくなる
たとえば、店長、エリアマネージャーに昇進して責任、管理業務は増えても基本は接客、販売が中心です。
若いときから仕事内容に変化がないままだと、モチベーションを保つのが難しいですよね。
キャリアに限界を感じるとこんな不満や不安を感じる可能性もあります。
- 同級生と比べて成長できない
- 転職したいがスキルがないから難しい
- 仕事内容がマンネリでやる気がなくなってきた
- どれだけ頑張ってノルマを達成してもポジションが変わらない
キャリアアップが難しいことは年を重ねるうえでのデメリットといえるでしょう。
店がなくなるリスクがある
アパレル業界はトレンドの移り変わりが激しく、不採算ブランドの廃止、施設からの撤退が日常的に行われています。
そのため、どれだけ頑張っていても突然店がなくなるリスクがあるのです。
若いうちは転職や違うショップで働く良い機会となることもあります。
しかし、年齢があがるほどに
- 自分の年齢層にあうショップに空きがない場合がある
- 条件にあう転職先が少ない
など、選択肢が少なくなる傾向があるのです。
ある50代アパレル店員のエピソードです。
担当店舗の売上不振により、撤退が決まりました。
会社から提案された異動先は、あまりにも自分のキャリアとかけ離れた若年層向けブランドだったため、退職を決意。
失業手当を受給しながら転職活動を開始しましたがなかなか条件に合う仕事が見つかりませんでした。
ようやく、年齢に合うブランドをみつけ採用されたものの、年収は大幅にダウン。
失業手当の受給期間終了が迫っていたため、仕方なく再就職を決めることに。
生活は以前と比べて苦しくなり、もっと早く備えておけばよかったと嘆いています。
年を重ねてからの転職は条件が下がることも多いのです。
会社の都合で店がなくなることはアパレル店員の不安のひとつといえます。
アパレル店員として年齢をかさねるメリット
- 自分を必要としてくれる顧客が増える
- コミュニケーションスキルが向上する
- 施設内で信頼されると仕事を紹介してもらえる
- 若くいられる
自分を必要としてくれる顧客が増える
長く誠実にお客様の対応をしていると、信頼関係が築かれていきます。
すると、次第にお客様は、商品だけでなく、その販売員のアドバイスを頼りにしてご来店してくださるようになります。
先の章では、キャリアアップが難しいことで、やりがいを感じられなくなる可能性を述べました。
しかし、自分を必要としてくださる顧客の存在は、役職や給料といった目にみえる報酬以外でのやりがいとなることがあるのです。
実際に、エン転職(運営:エン株式会社)が3940名を対象にしたアンケート(調査期間:2024年12月25日〜2025年1月28日)では、仕事でやりがいを感じる瞬間として、「誰かの役に立っていると感じた時(57%)」が第1位という結果が出ています。
- 「〇〇さんに選んでほしい」
- 「〇〇さんに選んでもらった服が、周りから好評だった。ありがとう!」
このように言われると自分はお客様の役に立てていると実感できますよね。
また、顧客が増えれば、必然的に売上も安定し、会社からも必要不可欠な人材として評価されます。
結果として、お客様と会社の双方から必要とされ、やりがいにつながるのです。
自分を必要としてくれる顧客が増えて、報酬だけではないやりがいを得られることは、長く働くうえでのメリットといえます。
顧客が増える販売方法を詳しく知りたい方は「売れないアパレル販売員の特徴は?売れる販売員・販売力のある人の法則【買いたくなる接客フレーズも紹介】」を参考にしてみてください。

コミュニケーションスキルが向上する
販売職では、自分からお客様に話しかけて、会話を盛り上げる必要があります。
そのため、長く続けると自然とコミュニケーションスキルが上がってくるのです。
コミュニケーションスキルは仕事はもちろん、プライベートでも役に立ちます。
たとえば、
- 会議、面談等でも堂々と発言できて、評価が上がりやすくなる
- 電話対応が苦にならない
- 初めての人でも会話が盛り上り、気まずい空気になりにくい
もともと、人見知りだった人が「販売職を続けるうちに誰とでも話せるようになった」なんて話もよく聞きます。
コミュニケーションスキルの向上はアパレル販売を続けるうえで、大きなメリットといえます。
施設内で信頼されると仕事を紹介してもらえる
長く誠実に働き続けると、仕事ぶりが自社だけでなく、周囲のブランドや商業施設の社員などにも伝わります。
これが、「あの人は信頼できる」と認識され、いざという時の助けになります。
万が一、店が撤退になった場合も信頼が大きな武器となります。
| 他ブランドのスタッフから信頼されていると | 「うちで働かないか」とオファーがもらえることがある |
|---|---|
| 商業施設内で信頼されていると | 商業施設内の責任者から他のブランドを紹介してもらえる場合がある 商業施設側への転職を紹介してもらえる場合がある |
採用する側としても、一から募集をかけるより、日頃の仕事ぶりを見て信頼できる人を雇うほうが安心して任せることができるからです。
私の知人は60代で新しくオープンするブランドの店長に抜擢されましたよ
ただし、逆に勤務態度が良くないと「あの人はやめたほうがいい」となる場合もありますので注意が必要です。
施設内での振る舞いは意外と見られているものです。
今の業務に真剣に取り組むことが、将来の自分を守ることにも繋がりますよ。
休憩室での会話に注意
仕事中は常にお客様に気を使っているので、休憩室ではつい気が抜けてしまいますよね。
ときどき、同じ従業員の愚痴や悪口を大きな声で話している人を見てハラハラしてしまうことはありませんか?
休憩室での会話は思っている以上に聞かれてます。
せっかく頑張っていても休憩室での振る舞いでイメージダウンするともったいないですよね。
どこで、誰が聞いているのかわからないので意識しておくと安心です。
若くいられる
アパレル店員は身だしなみに気をつかい、流行にも敏感である必要があります。
そのため、個人差はあるものの、年齢よりも若くみえる人がとても多いです。
年を重ねるほどに、若く見えるのは、嬉しく感じるものです。
若くみえると
- 面接で好印象を持たれやすい
- 流行のファッションができる
- 褒めてもらえることが多く自信がつく
など、メリットが多いですよね。
若くいられることはアパレル店員の強みといえます。
アパレル店員を続ける際に準備すべきこと
- 定期的に自身のキャリアプランを見直す
- 若いうちから貯蓄をしておく
- 転職を視野にいれて情報収集をしておく
定期的に自身のキャリアプランを見直す
先の章でも述べたように、アパレル店員として年齢を重ねることにはリスクがあります。
そのため、定期的に自分のキャリアプランを見直すことをおすすめします。
- 年齢があがるほど、キャリアの選択が難しくなるから
- 資格やスキルの習得が必要になる場合がある
- 年をとってからやりたいことが見つかっても間に合わない場合があるから
たとえば、
キャリアプランの見直しを定期的に行ったAさん
キャリアプランの見直しをしてこなかったBさんを例に説明します。
| Aさん | Bさん | |
|---|---|---|
| 20代 | 将来、家族を持つ事を考えると今の働き方は合わないかもしれない。 事務職を目指すためにP.Cスキルを今のうちに習得しておこう。 | 給料は安いが、生活できないわけではないから別にいいか。 先の事まで考えるのは面倒くさい。 |
| 30代 | 土日休みだから子供がいても働きやすい。 早くにスキルを習得しておいてよかった。 早めにキャリアプランの見直しをすると準備できる | 給料が上がらないままで貯金が出来ない。 立ち仕事もキツくなってきた。 未経験でPCスキルもないため不採用つづき。 今の店を辞められず将来が不安。 |
このように、いざアパレルを続けるのが難しいと感じても転職のハードルが上がる場合があります。
だからこそ、定期的にキャリアプランを見直して、早めに対策をしていくのが大事なのです。
若いうちから貯蓄をしておく
アパレルは給料が上がりにくいうえに、社販購入や身だしなみにお金がかかり出費も多いです。
だからといって、あればあるだけ使ってしまうような生活をしていると将来的に大きなリスクとなる可能性があります。
たとえば、こんな差が出るかもしれません。
| 貯金がある人 | 貯金がない人 | |
|---|---|---|
| 転職活動 | 自分に合う会社をじっくり選べる | 生活のために焦って決めてしまう |
| 自己投資 | スクールや資格取得で、異業種への転職を実現できる | 独学しか選べず、習得に時間がかかる |
| 心の余裕 | 「いつ辞めても大丈夫」という強気で働ける | 「お金がないから辞められない」と今の環境に縛られる |
貯金の有無で将来的に大きな差が生まれることもあるのです。
年をとってから後悔しないためにも出来るだけ若いときから準備しておきましょう。
少額からでもコツコツと貯めておくことをおすすめします
転職を視野に入れて情報収集をしておく
アパレル店員は年をとってからのリスクがあるので、転職を考える人は多いです。
しかし、いざ本気で転職を考えたときに、
「自分のスキル、経験では希望する条件の求人がない」
なんてこともありえます。
そのため、早いうちから求人、市場動向など転職に関連する情報にアンテナを張っておくことをおすすめします。
たとえば、情報収集をしておくことで、このような事がわかります。
- 今どのような人材が多く必要とされているのか
- 自分の経験、スキルで今の会社よりも条件が良い求人があるのか
- キャリアアップするにはどのような経験、スキルが必要なのか
- 今からどういったことを勉強しておくといいのか
「今の自分がどう評価されるのか」
「今の自分に足りないもの」
を把握するためにも、日頃より情報収集をしておくことが大切です。
アパレル店員を続けるか迷った場合に確認すべきこと
- 理想の将来のイメージができるか
- ライフイベントに対応できるのか
- 昇給があるか
理想の将来のイメージができるか
アパレル店員を続けるか迷った場合は、このまま続けて理想の将来になりそうか考えてみることが大切です。
年をとってから「やっぱり違う」となっても間に合わないからです。
たとえば
将来は時間とお金に余裕のある生活がしたい
今の仕事は長時間勤務で給料も上がりそうにない
こういった場合は早めに転職を考えてみるほうがよさそうですよね。
若いうちから「自分はどうなりたいのか」を考えておくことをおすすめします。
ライフイベントに対応できるのか
アパレル店員はシフト制、土日出勤が基本であるため、ライフイベントをきっかけに「これまでの働き方」を続けるのが難しくなるケースが多いです。
いざ直面したときに「どうしよう」と追い詰められないよう、以下のポイントを今のうちから確認しておきましょう。
| ライフイベント例 | アパレル店員を続けていけるのか考えるポイント |
|---|---|
| 結婚 | 今の給料で家族を養っていけるのか 家族との時間を持つことができるのか |
| 出産 | 出産後は何時まで働けるのか 土日出勤で保育園が休みの場合の預け先はあるのか |
| 親の介護 | 急な呼び出しや介護に対応できるのか |
今の働き方、待遇で対応ができない場合は転職を考えるサインかもしれません。
昇給があるか
アパレル店員の平均年収は他の業種と比較して低い傾向とお伝えしました。
しかし、会社によって差はあるので自分の会社がどのくらいの昇給があるのかはチェックしておきたいポイントです。
どれだけ長く働いても昇給が見込めないのは正直キツイですよね。
たとえば、
店長になったらどのくらい昇給できるのか?
定期的な昇給はあるのか?
40代までにどのくらいの年収となりそうか?
これらを確認してみて、希望とするような昇給が見込めそうにない場合は転職を考えてみてもいいかもしれません。
アパレル店員におすすめの転職先
- 営業職
- 接客、サービス業
- 事務職
- IT業界
- 介護職
営業職

アパレル店員で培った、スキルが活かせて、収入アップも期待できる営業職への転職はおすすめです。
たとえば、顧客のニーズを引き出して提案をするスキルは、営業職での商談や交渉の場で活かせます。
また、売上目標を意識し、数字を追い求めてきた経験が実力主義が多い営業職では収入に結びつく可能性があります。
| メリット | 販売職のヒアリングし提案するスキルを活かせる 成果報酬の場合も多く、努力が給料に直結する 未経験歓迎の職場が豊富で、アパレル店員からの転職もしやすい |
|---|---|
| デメリット | ノルマが厳しい場合がある 結果がでないと収入が不安定になることも |
| 向いている人 | 頑張った分だけ稼ぎたいという意欲のある人 個人予算を達成することにやりがいを感じる人 |
| 向いていない人 | 人と話すのが苦手 数字に追われるのがストレスになる |
販売は好きだけど、アパレル店員の収入面に不満がある人は営業職を目指してみるといいかもしれません。
他業種の接客・サービス職

アパレル以外でもホテル、受付、ブライダルなど接客スキルを必要とするサービス業はたくさんあります。
| メリット | 言葉遣いやマナーを即戦力として活かせる 制服支給なら社販の出費がなくなり手取りが増える 未経験歓迎の求人が多く、内定を得やすい |
|---|---|
| デメリット | 給料が大きく変わらない、もしくは下がる場合もある 土日勤務の職場が多い |
| 向いている人 | 販売よりも接客そのものが好きな人 人と関わる仕事を服以外でも試してみたい人 |
| 向いていない人 | 土日休みが必須の人 人と関わる仕事を避けたい人 |
人と関わる仕事は好きだけど
- アパレルでの社販の自腹が痛い
- 数字に追われるのが苦手
という方はアパレル以外の接客・サービス職への転職もおすすめです。
事務職

ワークライフバランスを重視したいなら事務職がおすすめです。
| メリット | 土日休みで家族や友人と予定が合うようになる 立ち仕事から解放されて、体力的な不安がなくなる アパレル店員で培った気配りや、ビジネスマナーが活きる |
|---|---|
| デメリット | アパレル経験のみだと、競争率が高い 基本的なPCスキルがないと採用が難しい |
| 向いている人 | 正確かつ丁寧な作業をコツコツと続けられる人 コミュニケーションが丁寧にできる人 |
| 向いていない人 | 細かい作業が苦手な人 ルーテインワークが苦痛な人 |
ビジネスマナー、PCスキルは必須となりますので早めに身につけておきましょう。
IT業界

IT業界は市場が拡大しているため将来性があります。
アパレル店員の将来が不安な人は、スクールを活用するなどして、挑戦してみる価値はあります。
| メリット | 専門的なスキルが身につくため、副業、独立の可能性がひろがる 将来性があるので長く働ける スキル習得で高収入も期待できる |
|---|---|
| デメリット | 30代以上の未経験では難易度が上がる 知識とスキルを身につけるのに時間がかかる |
| 向いている人 | 学び続けられる人 コツコツとした作業が得意な人 集中力がある人 |
| 向いていない人 | 地道な作業が苦手 学ぶのが苦痛な人 |
専門知識とスキルの習得までに時間がかかるので、興味のあるかたはできるだけ早く行動しましょう。
介護職

慢性的な人手不足で、未経験からの採用も多いので、アパレルからの転職もしやすいです。
| メリット | キャリアアップでアパレルよりも収入アップもできる 慢性的な人手不足で未経験から正社員も目指せる 需要が多く将来性があるため長く働ける |
|---|---|
| デメリット | 体力的な負担が大きい 夜勤、土日勤務がある場合も |
| 向いている人 | 人の役に立つのが好き 気配りができる 観察力がある |
| 向いていない人 | 体力に自信がない コミュニケーションに苦手意識がある |
働きながら資格取得も可能なので、興味のある人はチャレンジしてみるのもおすすめです。
アパレル店員から転職するポイント
- キャリアの棚卸をして自分の強みを把握する
- 希望の業界や企業の情報収集をする
- 転職で何を実現したいのかを明確にしておく
- 自分に合った転職サービスを活用する
キャリアの棚卸をして自分の強みを把握する
転職を成功させるには、アパレルでの経験を強みとして把握しておくことが不可欠です。
自分の強みが把握できていないと、履歴書や面接で自分を採用するメリットを相手企業に伝えられないからです。
以下の項目を参考に、まずは自分の経験や実績を書き出してみましょう。
| これまで経験した業務は? | 販売、接客、売り場レイアウト、新人教育、売上管理、商品管理 |
|---|---|
| どのような実績があるか | 3年連続予算達成 〇年度優秀社員に選ばれる 〇名の新人教育を担当 キャンペーンで〇〇万円の売上、会社に貢献 |
| 自分の強みとは? | 提案力を買われてリピートしてくださる顧客が多い 目標達成意欲が高い コミュニケーションスキルが高い 相手に不快感を与えない立ち振る舞いと敬語 |
| 企業に貢献できるポイントとは? | 初めて会う方ともすぐに信頼関係を築き、スムーズに商談や業務を進めることができる 「お客様のニーズ」を会話から引き出し、解決策を提案するスタイルでサービスを広めることができる 売上予算を追いかけてきた経験から「目標達成のためにどうすべきか」を考えて自発的に行動することができる |
キャリアの棚卸しができていれば、相手企業に自信を持って貢献ポイントを伝えられるようになります。
自分では当たり前と思っていたことが思いがけない強みとなる場合もありますよ。
希望の業界や企業の情報収集をする
アパレルからの転職を成功させるためにも事前の情報収集は欠かせないポイントです。
- 入社後のミスマッチを防ぐため
- 自分の強みが活かせる環境か見極めるため
- 採用率を上げるため
事前にしっかりとリサーチしておくことで、自分の強みを活かせる環境かどうかを見極めることができます。
たとえば、プライベートと仕事の境界線をはっきりさせたい人がアットホームな企業に入ると人間関係に疲弊してしまう可能性があります。
また、企業のビジョンや業務内容を深く理解していることがわかれば「この人は熱意がある」「自社に貢献してくれそう」と面接での印象も良くなります。
以下の内容を参考にチェックしてみてください。
| チェックするポイント | 転職後のミスマッチを防ぐために確認すべきポイント | |
|---|---|---|
| 仕事内容 | 一日のスケジュール PC業務の割合 | 自分の経験やスキルで対応できるのか |
| 業界の将来性 | 市場規模の変化 競合他社 | 長く働けるのか |
| 評価 教育体制 | 未経験者の研修制度 昇給の基準 キャリアパス | スキルを一から学べるのか 専門スキルを身につけることができるのか |
| 福利厚生 条件 | 年間休日数 平均残業時間 賞与 | 休日は生活スタイルとマッチするのか |
| 経営方針 企業理念 ビジョン | 何を大切にしている会社か | 自分の価値観とマッチしているのか 自分は何を貢献できるのか |
| 職場の雰囲気 | 活気があるのか 個人主義か 服装 平均年齢 | 職場に馴染めそうか 人間関係で悩むことはないか |
面接の成功、理想的な働き方の実現のためにも情報収集はかならず実施しましょう。
転職で何を実現したいのかを明確にしておく
現状の不満から転職を考える人は多いと思います。
しかし、不満を解消することだけを考えていると、転職先で別の不満が出た際に「こんなはずじゃなかった」と後悔し、転職を繰り返してしまう怖れがあります。
そのため、 不満の裏側にある実現したい未来を明確にしておくことが大切です。
例えば、アパレル店員に多い不満を「実現したいこと」に置き換えると、以下のように自分の軸が見えてきます。
| 今の不満 | 実現したいこと | 転職後の納得感 |
|---|---|---|
| 土日が休めない 休みが少ない | 家族との時間を大切にしたい | 給料は前職と同じだが、プライベートが充実して満足 |
| 仕事量に対して給料が少なくて割に合わない | 頑張りや成果が正当に反映される環境で働きたい。 | 数字への責任は重くなったが、成果が給与に直結するのでやる気がでる |
| キャリアアップが見えない | 長く安定して働ける専門スキルを身に着けたい | 覚えることが多くて大変だが着実にスキルアップできているから頑張れる |
このように、実現したい未来、譲れないポイントをはっきりとさせておくと転職後の満足感につながるのです。
自分に合った転職サービスを活用する
転職活動に準備が必要なことはわかったけど、
「働きながらの転職活動で時間がない」
「初めての転職で何が正解かわからず不安」
と感じる人も多いのではないでしょうか?
そんな人は転職サービスを活用してみるのもおすすめです。
- 効率的に自分にぴったりの求人を見つけられる
- プロからのサポートで転職活動の不安を軽減できる
代表的な2つのサービスについて、それぞれの特徴をまとめました。
| 種類 | 転職サイト | 転職エージェント |
|---|---|---|
| サービス内容 | インターネットなどで求人を掲載 | キャリアアドバイザーが転職活動をサポート |
| 費用 | 無料 | 無料 |
| 向いている人 | 自分のペースで探したい まずは情報収集だけしたい | 初めての転職 プロに相談しながらすすめたい |
| メリット | 好きなタイミングで応募できる 沢山の企業の中から選べる | 面接のポイントから履歴書の添削までプロからのサポートが得られる 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある |
| デメリット | 全て自分ですすめなければいけない 自分にマッチする企業の見極めが難しい | 担当者との相性が合わない場合もある 自分のペースで進めにくい場合がある |
とりあえずはどんな求人があるのかを知りたい人は転職サイトに登録してみるといいかもしれません。
すぐにでも、転職をしたい人はプロのサポートが得られる転職エージェントは安心して活動できそうですよね。
アパレルから転職を考えたときは自分にあった転職サービスを活用することがポイントです。
よくある質問
- 40代でアパレル店員はキツイですか?
-
40代でもアパレル店員は出来ます。
ただし、仕事内容、待遇によってはきつくなる場合もあります。
たとえば、
- 体力仕事が思っていたよりも多い
- 希望するキャリアパスが用意されていなかった
- 若年層向けのブランドしか扱っていない
このような場合はキツイと感じるかもしれません。
長く働けそうかを事前に確認しておくことが大事です。
- アパレル店員は、おばさんになったらどうなりますか?
-
年齢を重ねると、ミセス向けのブランドや催事担当として勤務する人が多く見られます。また、接客経験を活かして異業種へ転職するケースもあります。
アパレルの仕事はお客様のモデルとなる立場であるため、年齢そのものよりも「どう見られるか」が大切です。
そのため、いわゆるおばさんっぽい印象にならないよう、身だしなみに気を配り、清潔感を意識することが重要です。
まとめ
アパレル店員に年齢制限はないが、転職を考えるなら早いほうがいい
アパレル店員は若い人の仕事というイメージがありますが、やる気さえあれば年をとっても働けます。
私の勤務している商業施設でも、60代以上の方でイキイキとして働いている方もたくさんおられます。
見た目も若々しく、お客様からの信頼も厚い人が多いですよ。
扱っている商品のイメージに合っていて、売上がとれるなら、年齢は関係ないのです。
一方で、年収が低い、キャリアが不安、生活スタイルに合わないなど、年を重ねる前に転職をされる方も多いです。
まずは、「自分は将来どんな生活を望み、何を重要視して働きたいのか」
を若いうちから考えておくことをおすすめします。
キャリアプランを考えて準備をしておくと、「アパレル店員を続ける」「異業種へ転職する」ことも可能です。
アパレル店員の将来に不安を感じている人は、きちんと準備をして早めに行動しましょう。
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