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アパレル店員の暗黙のルールとは?自腹購入やノルマ未達成の実態も解説

こんな人におすすめ
  • アパレルの職場に応募予定だがノルマや自腹購入があるのか不安
  • 接客・服装のルールがあるのか知りたい
  • 職場選びで失敗したくない

アパレル店員に興味はあるけど、「思っていた職場と違っていたらどうしよう」「ノルマがないのか不安」と悩んでいませんか?

中には、「職場が合わず、アルバイト生活となると時給1,300円がいいところ。手取りは20万を切ってしまう。」「生活費だけで毎月15万もかかっているのに、趣味や洋服に費やせるお金が残らなくなる」と不安になっている人もいるかもしれません。

結論、アパレル店員には「暗黙のルール」が存在していることが多く、ルールによって職場環境が大きく左右されます。

そのため、暗黙のルールを知っておくことで、自分に合う環境で長く働けて、お金の不安もなく趣味を楽しめる生活ができるようになります。

ただし、暗黙のルールを正しく理解していないと、職場に馴染めず退職することになり、最悪の場合リボ払いに手を出す借金生活になる可能性もあるので注意が必要です。

販売歴20年の経験からアパレル店員の暗黙のルールと対処方法を解説します。

自分に合う職場で長く働きたい人は記事を最後まで読んでください。

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【結論】アパレル店員には、「暗黙のルール」が存在する場合が多い

多くのアパレルショップでは、チームで運営されています。

しかし、接客の距離感や声のかけ方ひとつでも、適切と感じる基準は人によって異なります。

そのズレが、店舗全体のイメージダウンにつながらないように店舗ごとに独自の基準が生まれることがあります。

また、店長の接客観や売場づくりへのこだわりが強い場合、その価値観がルールとして定着する場合もあります。

たとえば、「丁寧な接客をしてください」と言われても、スタッフが大雑把なタイプでは丁寧の基準が違い、「全然丁寧な接客ではない」とお客様に思われてしまう可能性もあります。

トラブルを避けるためにも、次のような基準で価値観の統一を図り、それが自然と暗黙のルールとして定着して行く場合があります。

マニュアル現場で迷うこと暗黙のルールで統一させる基準
丁寧な接客をするどこまでが丁寧?お見送りは見えなくなるまでなど
自社ブランドを着用アクセサリーは?
髪色は?
ブランドイメージに合わせて控えめにするなど

このように、アパレルでは規則で補いきれない部分を現場で統一するために、暗黙のルールが存在する場合が多いのです。

アパレル店員の「暗黙のルール」と「会社の規則の違い」

アパレル店員の暗黙のルールとは、マニュアルや規則には明記されていない、現場で当たり前とされている行動や慣習のことです。

暗黙のルールと会社の規則には以下のような違いがあります。

暗黙のルール会社の規則
明文化されていない就業規則・マニュアルに明記
決まり方現場の慣習・店長の価値観会社が定める
変更店長・現場で変化する現場では変更できない
強制力法的拘束はないが空気として強い守る義務がある
違反時注意されることが多い処分の対象になる場合もある

暗黙のルールを違反してしまっても、店長や周囲から「空気を読めない」「現場をわかっていない」と注意を受けるかもしれませんが、処分されることはほとんどありません。

しかし、会社の規則を破ってしまった場合には、内容によっては懲戒処分の対象となる場合もあります。

暗黙のルールと会社の規則では、成り立ちや拘束力が大きく異なるのです。

アパレル店員の暗黙のルール よくある例 【ノルマ】

  • 売上目標達成が最優先
  • 売上のために自腹購入もやむを得ない空気
  • 未達の場合は翌月に取り返す意気込みをみせる

売上目標達成が最優先

店舗を運営するには、人件費や、家賃、施設に入っているなら手数料などの経費がかかります。

売上がなければ、店舗を維持できなくなるので、多くの店舗では、毎月売上目標が設定されております。

ペナルティがあるケースはほとんどないものの、評価やインセンティブに影響する場合が多く、

「なんとしても達成しなければ」という雰囲気がある店舗もあります。

お客様にどれだけ寄り添う接客ができていても、数字が伴わなければ評価されにくいのが実情です。

  • ファッションが好き
  • 人と話すことが好き

という理由でアパレル店員を選ぶ人もいるかもしれませんが、売上目標達成が最優先の空気があることは事前に理解しておくとギャップを感じにくいでしょう。

販売力に自信がない人は、売れないアパレル販売員の特徴は?売れる販売員・販売力のある人の法則 【買いたくなる接客フレーズも紹介】を参考にしてみてください。

売上のために自腹購入もやむを得ない空気

自腹購入:売上を立てるために、店舗の商品を定価で購入をすること

自腹購入を強要することは基本はNGとされていますが、店舗によっては「自腹購入で売上を立てるしかない」という空気が流れやすいです。

なぜなら、売れる人と売れない人では評価や心理的な負担が大きく変わってくるからです。

具体的には、以下のようなシーンで自腹購入をしてしまう人もいます。

【自腹購入・例】あと1点売れたら目標達成できる

目標達成できるのと、わずか10,000円でも未達の場合では評価が大きく異なります。

月末に、

「あと1点でも売れたら目標が達成できるのに、どうしても売れない」

そんなときに自腹購入をしてでも目標達成させたいという空気になりやすいです。

【自腹購入・例】売上がゼロの日

「さすがにゼロはヤバい」

という暗黙のルールから、1,000円でも売上を立てたほうがいいという空気になることも。

私の勤務している商業施設では「ゼロ脱」という言葉も生まれています。
0→1では心理的に大きな違いがあるのです。

【自腹購入・例】売上目標に対して大幅未達の場合

キャンペーン中などでは特に、目標達成の対する意識が高まりやすくなります。

会社も力を入れているため、売上のチェックは通常よりも厳しくなりやすいです。

たとえば、100万目標である日に、夕方になっても50万に満たない場合。

「半分以下はさすがにヤバいよね」という空気感から自腹購入をしてしまうこともあります。

商品購入はあくまでも自由意思なので、強要をされることはほとんどありません。

未達の場合は翌月に取り返す意気込みをみせる

毎月目標は設定されていますが、未達分がリセットされるわけではありません。

最終的には年間での達成が求められるため、翌月で取り返すことが暗黙の前提になることもあります。

たとえば、月間目標500万に対して、480万の実績だった場合。

翌月の目標が500万だったとしても、520万を売る意気込みを見せる空気があります。

心の中では「取り返すのはかなり厳しい」と思っていても、「先月の未達分は今月でリカバリーさせます!」とやる気を見せることが暗黙のルールとなりやすいです。

アパレル店員の暗黙のルール よくある例 【接客・販売】

  • 暇な時は動的待機
  • ファーストアプローチのタイミングを見極める
  • 商品は丁寧に扱う

暇なときは動的待機

店員が暇そうに立っていて、「人気のない店では?」「すぐに声をかけてきそうで入りづらい」とスルーしてしまった経験はありませんか。

このような状況では、当然売上がとれないので、アパレルでは暇な店に見えない工夫として、動的待機を暗黙のルールとしていることが多いです。

動的待機の例
  • 服が乱れていなくても畳直す。ハンガーの間隔を整える
  • 鏡を拭く
  • 床を掃除する
  • トルソーの服を整える、着せ替える

キビキビと暇そうに見せない動きを心がけておくと暗黙のルールでは「この人はよくわかっている」と評価されやすいです。

ボーとしていたり、ダラダラと動いたりしていると、「やる気がない」と受け取られ、注意されてしまうこともあります。

アパレルでは、「暇そうに見せないこと」が大切なため、動的待機を暗黙のルールとしているケースが多いのです。

具体的な指示がなく何をすればよいか迷ったときは、商品整理や掃除をしておくと安心です。

ファーストアプローチのタイミングを見極める

最初の声掛けで失敗してしまうと接客すらできずに売り逃してしまうため、ファーストアプローチは重要視されます。

そこで、お客様を逃さないアプローチを暗黙のルールとして定着している場合があります。

一例として、以下のような行動が暗黙のルールとなりやすいです。

暗黙のルールに反しやすい例暗黙のルールOK例
いきなり、一方的に商品説明を始める
売りつけられるように感じる
「ごゆっくりご覧くださいませ」など、軽く挨拶にとどめる
距離を詰めすぎる
怖い
圧を感じないように、斜めから少し距離をおいて話しかける
後をついて回る
鬱陶しいと感じる人も多い
商品を手にとる、同じ商品をじっと見ているタイミングで声をかける
全く声をかけない
無視されたとクレームになることもある
笑顔で軽く挨拶、アイコンタクトで、「あなたの存在に気づいてますよ」のサインを出す

ファーストアプローチのタイミングによっては、「空気読んで!」と先輩や店長から注意を受けてしまうかもしれません。

商品は丁寧に扱う

店員が商品を雑に扱っていると、買いたい気持ちが失せてしまった経験はありませんか。

余計なクレームや商品トラブルを防ぐためにも、商品は「すでにお客様のもの」という意識で扱うことが暗黙のルールとして定着しています。

商品の扱い方の暗黙のルール
  • ハンガーから外すときは、引っ張らず、ゆっくりと外す
  • 商品は両手で持つ
  • 汚れた手や爪で商品は絶対に触らない。清潔にしておく
  • お包みはシワにならないように丁寧に包む、タグが引っかからないようにする

商品は丁寧に扱うことができて当たり前とされる空気があります。

雑に扱うと「ありえない!」と周囲から囁かれてしまうかもしれません。

暗黙のルールで注意されないためにも、商品は丁寧に扱いましょう。

アパレル店員の暗黙のルール よくある例【身だしなみ】

  • ブランドイメージを壊さない
  • おしゃれは清潔感がある前提

ブランドイメージを壊さない

アパレル店員は、メイクや着こなしまでは明確に決められていない場合もあります。

だからといって、ブランドイメージとかけ離れたメイク、着こなしをしていると、 お客様から「私の求めている雰囲気ではない」と思われてイメージダウンのリスクが上がります。

そのため、マニュアルには書かれていなくても、ブランドイメージに合わせた服装やメイクが求められます。

以下のようなメイクや着こなしでは、「イメージと違う」と注意をうけてしまうかもしれません。

ブランドイメージ暗黙のルールに触れやすい例
ナチュラル系派手すぎるメイク・ネイル等
コンサバ系着崩した着こなし

メイクの濃さ、髪色、アクセサリーの有無、などは細かい基準が決められていない場合でも「このブランドならこれくらい」という暗黙の基準がある場合が多いです。

おしゃれは清潔感がある前提

どれだけおしゃれを頑張っていても清潔感がなければ、お客様に不快感を与えてしまうため、注意を受ける可能性があります。

たとえば、毎月最新の服を購入し、お客様の見本となるように努力していても、

  • 髪色がプリン
  • 服にシワが入っている
  • ネイルが剥げている
  • 靴がすり減っている

など清潔感に欠ける箇所があれば、「この人はプロ意識低い」判断されてしまうかもしれません。

ファッション感度高いファッション感度低め
清潔感がある評価が高い傾向指導を受ける可能性がある
清潔感がない暗黙のルールに触れる可能性が高い暗黙のルールに触れる可能性が非常に高い
採用されない可能性高い

多くのアパレル店舗では、「おしゃれは清潔感があってこそ」が当たり前の空気があるのです。

アパレル店員の暗黙のルールによるデメリット

  • お金がかかる
  • 店舗によってルールが違う
  • 精神的に疲れやすい

お金がかかる

暗黙のルールでは、以下のような出費が増えることがあります。

  • シーズンに合わせて新作を購入する
  • 身だしなみを保つためにネイルサロン・美容室に毎月通う
  • 売上のために自腹購入をしてしまった

ブランドで取扱いのない小物類や美容代は社販対象外の実費となるため、負担に感じやすいかもしれません。

自腹購入をしてしまったときには、

「なんのために働いているのか」とやりきれない気持ちになることもあります。

お金がかかることは、アパレル店員の暗黙のルールのデメリットといえます。

店舗によってルールが違う

暗黙のルールは店舗、店長の価値観に左右されるため、せっかく覚えたルールが、別の店舗では通用しないことがあります。

店長が変わる、配置転換などの変化があれば、評価のポイントが変わることもあるのです。

店舗によって暗黙のルールは以下のように異なる場合もあります。

店舗 A店舗 B
声掛け大きな声でアプローチする負担にならないように最小限にする
売り方買わない人は接客を切り上げる購入の有無を問わず丁寧に
自腹購入の考え方売上のためなら必要推奨しない

店舗A では評価されていた人が、店舗Bでは、「お客様にもっと寄り添って」と思われてしまう可能性があります。

店舗Bで「配慮ができる人」と評価されていた人は、店舗Aでは「意識が低い」と思われてしまうかもしれません。

店舗ごとに、評価基準が異なることはデメリットの一つです。

精神的に疲れやすい

暗黙のルールは、理解していて当たり前の前提となっており、具体的な指導がないこともあります。

そのため、周囲の様子を見ながら正解を探るシーンが多くなりがちです。

さらに、店長独自の価値観からのルールであるケースも少なくなく、以下のように、立ち回りに悩むことがあります。

  • 良かれと思った行動で注意される
  • 服装の正解がわからない
  • 店長の機嫌が悪いような気がするが、理由がわからない

暗黙のルールによっては、何が正解で、どこが間違えているのかが、どうしてもわからない場合もあります。

その結果、「これで、合っているのだろうか?」と不安になりやすく、精神的に疲れてしまうことはデメリットといえます。

アパレル店員の暗黙のルールによるメリット

  • 接客の質が安定する
  • スタッフ同士の不満を防げる

接客の質が安定する

暗黙のルールがあると、売場の接客スタイルがある程度統一化されます。

声掛けのタイミングやお客様との距離感などがある程度統一されていると、誰が接客をしても、お客様に違和感なく、安心感を与えることができます。

一方で、最初に対応したスタッフと、後日に対応したスタッフの言葉遣いや商品の扱い方に大きな違いがあると

「先日の人は丁寧でとても良かったのに、今日の人は馴れ馴れしく不快」

と、対応によってはイメージダウンに繋がることもあるかもしれません。

暗黙のルールがあることで店舗全体の接客のレベルが保たれやすくなる点はメリットといえます。

スタッフ同士の不満を防げる

暗黙のルールはスタッフ間の認識のズレや不公平感を統一し、不満を未然に防ぐ効果があります。

たとえば、お客様が購入なく、帰られたあとに、「やっぱり買います」と戻ってきたときに

担当者が接客中、もしくは不在のため、別のスタッフが対応するケースがあります。

後から対応したスタッフが自分の売上にしていたら、最初に対応したスタッフは、納得いかず不満が生まれることもあります。

一方で、「提案したスタッフの売上にする」など暗黙のルールが決められていると、

「私は対応しただけだから、Aさんの売上」とお互いが納得しやすくなります。

その他にも以下のように不満を防げる場合もあります。

不満が出やすい例暗黙のルール例得られる効果
顧客の接客を変わってくれない担当スタッフが手すきになった場合は接客を交代する基準が明確になり揉めにくい
自分ばかりが業務をやっている
ごみ捨ては遅番
商品整理は早番
不公平感がなくなる

暗黙のルールで判断基準が明確になり、スタッフ同士の不満を防ぎやすい点はメリットといえます。

暗黙のルールで悩んだときの対処方法

  • 周囲を観察する
  • 基本の接客知識を身につける
  • わからないことは質問をする
  • 暗黙のルールに悩んだときは転職も選択肢

周囲を観察する

暗黙のルールは店長や店舗によって異なることが多いです。

観察することで、どのような立ち居振る舞いが求められているのかが予測しやすくなります。

たとえば、以下のようにチェックしてみると、店舗の特性が見えてくることもあります。

店舗のスタイル予測できる暗黙ルール
声がけ声出しをして盛り上げる元気さを求める
提案方法売りたい商品を押す攻めの姿勢が大事
服装新作を身につけているシーズンごとに購入する

このように、店舗ごとの特徴を観察することで、その場に合った対応が理解しやすくなります。

接客の暗黙のルールで悩んだときは、周囲を観察してみることをおすすめします。

基本の接客知識を身につける

先輩のマネをしてみても、そもそも、先輩の行動が暗黙のルールや世間一般の常識からズレている可能性もありますよね。

だからこそ、何が適切な対応か

最低限の接客知識を身に着けておくと暗黙のルールから大きく逸脱することが少なく安心です。

たとえば、接客の5原則というものがあります。

接客の5原則とは? : 接客業で共通して大切とされている基本

この5原則を意識しておけば、店舗の暗黙のルールにはなくとも「良くできている人」と言う印象を持たれる可能性が高いです。

接客の5原則迷ったら参考にしたい例注意を受けやすい例
①挨拶明るく笑顔で自分から行う
相手の目を見て挨拶する
目を合わさない
気持ちのこもらない挨拶
②表情柔らかい表情
笑顔
無表情
仏頂面
③身だしなみ清潔感がもっとも大切
整えられた髪、爪
TPOに合わせた服装
汚れ、シワのついた服
手入れのされていない髪
場にそぐわない服装
④言葉づかい正しい敬語(丁寧語・尊敬語・謙譲語)の使い分ける
相手に敬意を表すことを意識する
馴れ馴れしい話し方

語尾を伸ばした話し方
⑤立ち居振る舞い背筋を伸ばす
所作がきれい
(商品を丁寧に扱うなど)
キビキビと動く
腕を組む
寄りかかる
所作が雑
(大きな音を立てる、商品を雑に扱うなど)

先輩の接客に違和感を覚えた場合でも、接客の基本に立ち返ることで、「取り入れるべき行動」か「真似をしたら注意を受ける行動」かの判断がしやすくなります。

暗黙のルールに迷ったときは、「接客の基本」を判断軸として考えることをおすすめします。

わからないことは質問をする

「こんなこと聞いて迷惑なのでは」「こんなことも知らないのと思われるのではないか」など躊躇してしまうかもしれませんが、自己判断で間違えた行動をしてしまっては本末転倒です。

わからないことは、確認して適切な行動をしてくれる人のほうが、「しっかり考えていて、安心できる人」という評価になりやすいです。

たとえば、以下のような些細なことでも、判断に迷う場合は遠慮せずに聞いてみてください。

質問例
  • ネイル、髪色はどの程度までなら許されるのか
  • 声掛けはどのタイミングが適切なのか
  • 顧客様が来店された場合は店長を呼んだほうがいいのか

暗黙のルールで、悩んだときは思い切って質問をしてみることをおすすめします。

時間が経つほどに、「今さら聞きづらい」となりやすいので、早めに確認しておくことをおすすめします。

暗黙のルールに違和感を感じる場合は転職も選択肢

店舗によってはどうしても自分の価値観に合わない暗黙のルールがある可能性もあります。

たとえば、

  • 自腹購入が当たり前になっている
  • 身だしなみの出費が大きすぎる
  • ノルマのために強引な接客を強要される
  • 従業員よりも売上優先

このような、環境では、働き続けるほどに負担を感じてしまう可能性もあります。

私の友人は

  • 混雑した際にすぐに戻れるように、昼食はフィッテングルームで食べる。
  • 食べたらすぐに売場に戻らなければいけない。

という、店長独自のルールに納得できず転職を決意しました。

新しい職場は当たり前ですが

  • 休憩は社内ルールの範囲内で自由に過ごせる。
  • 定められた休憩時間はしっかり確保されている。

という環境で、「転職して本当によかった」と言っています。

暗黙のルールに違和感を感じる場合は、転職を検討するのも選択肢のひとつです。

暗黙のルールを事前に知る方法

  • 口コミサイトをチェックする
  • 店頭の雰囲気を確認する
  • 面接の際に質問する
  • 転職エージェントを活用する

口コミサイトをチェックする

口コミサイトでは、実際に働いていた人のリアルな声が掲載されているため、暗黙のルールを知る手がかりとなりやすいです。

たとえば、

  • 売上意識が強い
  • 服代がかかる
  • サービス残業をしている

など、求人票では見えない店舗の傾向が見えてくることもあります。

試しに勤務先の会社名で検索してみると、

「全ては上司次第」と書かれており、なかなかリアルな内容でした。

ただし、掲載されている内容はあくまでも個人の感想であり、偏った情報の可能性もあります。

また、同じ会社でも店舗によっての違いがありますので、参考材料のひとつとして活用し、次に解説する方法も合わせて行うことをおすすめします。

店頭の雰囲気を確認する

気になる求人がありましたら、実際に店舗に足を運び、雰囲気をチェックしてみましょう。

可能であれば接客を受けてみると、その店舗の接客スタイルや空気感がより分かりやすくなります。

店舗を見るときは、次のような視点でチェックしてみると、暗黙のルールが見えてくることがあります。

チェックポイントの例予測できる暗黙のルール
髪色の明るいスタッフが一人もいない身だしなみに関する基準が厳しい可能性がある
来店後すぐに積極的な声がけがある売上意識が高い可能性がある

気になる場合は、一度足を運び、実際の空気感を体験してみることをおすすめします。

面接の際に質問する

面接は不安な点を事前に確認できる貴重なタイミングです。

一例として、以下のような質問で事前に暗黙のルールをある程度把握できる可能性もあります。

  • 身だしなみで気をつける点
  • 具体的な1日の業務はどのようなことがあるのか
  • 販売ではどのくらいのスキルを求められるのか

また、質問したときの企業側の反応も、判断材料になります。

  • 丁寧に具体的に説明してくれる
  • 曖昧に濁される
  • 質問しにくい空気を感じる

こうしたやりとりから、職場の空気感や価値観が見えてくることもあります。

暗黙のルールを事前に知るためにも、面接の場をうまく活用しましょう。

転職エージェントを活用する

求人情報や、お店をリサーチしてみたけど、「知りたい情報がつかめない」「面接の前に知りたい」ということもあるかもしれません。

そんなときは、転職エージェントを活用してみるのもおすすめです。

転職エージェントを活用するメリット
  • 求人票には載らない職場の雰囲気や暗黙のルールを相談できる
  • 自分の希望や価値観に合うかどうか、客観的な視点でアドバイスしてもらえる

たとえば、次のような点について相談できる場合があります。

  • 社内の雰囲気はどんな感じなのか
  • 服装はどの程度まで求められるのか
  • 個人ノルマはあるのか

過去の紹介実績や相談内容をもとに、 求人票には載らない情報を教えてもらえる場合もあります。

無料で相談できるので、入社後に

こんなはずじゃなかった

と後悔しないためにも、活用してみてください。

よくある質問

面接で暗黙のルールについて聞いても大丈夫ですか?

はい。

ノルマや、服装など、求人票には書かれていない「暗黙のルール」は事前に確認しておきたいポイントですよね。

ただし、質問方法によっては、マイナスに捉えられてしまうおそれがありますので、聞き方を工夫することをおすすめします。

たとえば、

「ノルマはありますか?」と直接聞くのではなく、「目標はどのように設定されるのでしょうか?」

「売場で着る服は買わないとダメですか?」ではなく、「売場での服装について、何か指定がありますか?」

といったように、働き方や考え方を知りたい姿勢で質問をすると、マイナスな印象になりにくくなります。

伝え方次第で印象は大きく変わるため、面接では「職場理解を深めたい」というスタンスを意識するとよいでしょう。

自腹購入の圧を感じる場合はどうすればいいですか?

商品購入は、従業員の自由意思によるものですので、無理に購入する必要はありません。

万が一、強要されるような場合は、パワハラに該当する可能性もあります。

まずは、信頼できそうな上司や同僚に相談するなど、店舗としてどのような考え方なのかを確認してみるとよいでしょう。

それでも改善されない場合は、社内の相談窓口や第三者機関に相談することも検討してみてください。

また、自腹購入が当たり前の空気が強い場合には、その環境が自分に合っているか見直すことも大切です。

まとめ

一言コメント

暗黙のルールは、自分の価値観の合うものなのかを見極めることが大切です。

暗黙のルールの多くは、お客様に不快感を与えず、売上につなげるための工夫として生まれています。

たとえば、清潔感のある身だしなみや、適切な接客のタイミングなどは、店舗の印象を守るうえで必要なルールともいえます。

一方で、店長や店舗独自の価値観が強く反映されたルールも存在します。

なかには、

  • 自腹購入が当たり前になっている
  • 強引な接客を求められる
  • 過度な売上プレッシャーがある

といった、長く働くほどに負担になるケースもあります。

だからこそ、事前のリサーチや面接での確認を通して、その暗黙のルールは自分の価値観に合ったルールなのかを見極めることが大切です。

「なんとなく合わない」と感じる違和感を見過ごさず、自分に合った環境を選ぶことが、長く働き続けるためのポイントです。

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